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■ 探偵料金のトリックを知る ■

ホームページの料金表を見て、安いと思って、実際に探偵社に足を運んでみて、総額を計算したら、びっくりする額になってしまった。
こういった事は、探偵社の料金には良くある事ですが、

何故そうなるのか?

今回は、探偵社の料金のトリックについて説明していきたいと思います。


<2名1時間あたりの単価を知る>

まず、料金を比較するにあたって、基本中の基本が2名1時間あたりの単価です。

なぜ、2名/1時間あたりの単価が重要なのでしょうか?

通常、多くの探偵社で、行動調査の人員は2名が多いはずです。
もちろん、現場によっては、3名4名という事もありますが、ほとんどの調査は2名で事足ります。

しかし、人数が多い程、成功率も上がると思われる方も多いでしょう。

確かに、1名と2名では、調査力にかなりの差が出てしまいます。
(1名しか調査員がいないと現場を離れる為にトイレにも行けない)。

また、調査員が3名になると、調査力がある程度アップするでしょうし、現場によっては、3名いないと調査にならない場合もあります。

これが、調査員4名になってくると、通常の調査では、3名との違いが出にくくなります。
もちろん、現場によっては、4名体制だと助かる場合もありますが。

また、さらに人数を増やして、10人体制にするとどうでしょうか?
この場合は、ほとんどの現場で、調査員が過剰になるはずですし、
これ以上人数を増やすと、現場が混乱する等で調査力は落ちていくでしょう。

もちろん、ある程度の人数までは、調査員の増加は、逓減しながらも、成功率の増加に寄与し、一定以上の人数になってからは、緩やかに減少すると予測されます。

お金が有余っている人なら、人数をたっぷり増やして、調査を行うのも良いかもしれませんが、
通常は、料金の事も考えると、一般的な行動調査の場合、調査員2名という、経済合理性を選択する事になります。

今回は、この2名1時間あたりの単価というのを基本に料金を考えて行きたいと思います。

 

<調査料金の相場>

上記で説明した、2名1時間の単価の業界平均値はどのくらいかと言うと、単純にホームページ等で、探偵社が公表している料金データを元に計算すると、1名1時間単価が7000円〜10000円程度になるかと思います。
2名1時間単価ですと、14000円〜20000円と言ったところでしょうか。

しかし、今回、当社が示す時間単価は、機材料金や、車両料金等、すべての総額から導かれる時間単価とさせていただきますので、計算は少し複雑になります。
通常、探偵社によっては、機材代金や、割増料金等の付加料金がかかる事があるでしょうから、
現実的な、総額の2名1時間単価は15000〜22000円程度が平均値かと思われます。

この単価を計算する時の目安としては、下記の付加費用も全て含めて
計算する必要があります。

   ・車両料金、   車や、バイク、自転車の料金を取る。
             (車の場合で、通常0円〜15000円/1日)

   ・機材代金、   撮影機材の料金。
             (ビデオカメラの場合、通常0円〜1万円/1日)

   ・報告書作成料金 報告書の作成費。
             (通常、0円〜4万円程度)

   ・深夜割増、   深夜料金として割増料金がかかる。

   ・延長割増、   調査が予定の時間より延長した場合の割増料金。

   ・緊急出動料金  急な依頼等で、緊急出動した場合の特別料金。
             (通常、0円〜5万円程度)。

   ・繰上げ時間、  調査時間の最小単位。
             15:00までの調査契約をしたところ調査の終了が
             15:25になり、予定よりも25分間延長したケース
             30分単位の探偵社: 15:30までと計算。
             2時間単位の探偵社: 17:00までと計算。

   ・最低調査時間、 1日最低、何時間以上の調査を入れる必要があるか。
             (通常、4〜8時間の探偵社が多い)

 

<付加料金に気をつけよう>

上記で付加料金がかかる事を説明しましたが、特に気をつけたいのが、
最低調査時間と、繰上げ時間です。
これは、緊急出動料金等と違って、全ての調査で恒常的にかかる料金であり、
しかも、かなり劇的に、料金の差が出てしまう部分でもあります。

例えば、山田さんが、A社とB社に調査をお願いたと仮定した例を下記に書きます。

A社:最低調査時間:4時間。 2名1時間単価:20000円
B社:最低調査時間:8時間。 2名1時間単価:20000円

山田さんは、1日4時間だけの調査を依頼したとしますと
一回の調査料金はA社、B社で、下記となります。

A社総額: 80000円
B社総額:160000円

A社もB社も、時簡単価は同じにも関わらず、なんと料金に2倍の違いが出ました。

また繰り上げ単位も重要となります。
探偵社によっては、延長による調査時間の繰上げを30分単位〜3時間単位までさまざまな場合があります。

こちらも山田さんを例に繰り上げによる料金の違いを比較してみます。

A社:繰上げ単位:30分。 2名1時間単価:20000円
B社:繰上げ単位:3時間。 2名1時間単価:20000円

山田さんは、A社とB社に5時間の調査を依頼したが、25分延長した場合の例を考えてみます。

A社総額:110000円
B社総額:160000円

A社もB社も、時間単価は同じにも関わらず、料金に5万円の差が出てしまう事になります。

このように、単に時間単価だけではなく、料金の細かい決まりごとを確認しておく事が重要です。

他にも、機材料金や、車両料金、割増の程度等を細かく確認し、総額でいくらになるのか?
という視点を常に意識する必要があります。

また、上記に書いてない、調査中の諸経費もあります。
通常、諸経費は調査にかかった実費ですので探偵社間で差がでるはずがないのですが、
私が聞いた話では、ある探偵社に依頼したら、明らかに調査上必要性がない飲食費を、3万円も払わされたケースがありました。
こうなってくると、料金システムの違いというより、モラルの問題でしょう。

今回は、料金システムについてのみ解説しましたが、料金の安さだけではなく、他にも重視する点は、たくさんあります。

調査力も極めて重要な要素です。
場合によっては、2倍程度の時間単価でも、調査力の違いによって、簡単に吸収されてしまう
ケースもありますし、あまりにも下手な探偵に頼むと、調査が2度とできない状態にされたり、調停や裁判で、証拠力なしとして、負けてしまう事もあります。

つまに、料金や調査力、誠実さ等、多くの要素を総合的に判断した上で、どこの調査会社に依頼するのかを判断されるのが良いかと思います。



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