●広告に芸能人が出ていたら大丈夫?
よく当社には“取材”の営業電話がかかってきます。実際のやりとりをかなりアレンジしていますが、だいたい以下のような感じです。
「突然のお電話すみません。○○○○社と言いますが、そちらの探偵社さんは○○○というビジネス雑誌を知ってますか?」
「ええ、知ってますよ、よく似たような営業の電話がかかってきますので。芸能人や有名人を呼んで対談とかするやつですよね?」
「ああ、ご存知でしたか。今度、その誌面で、元○○○の○○さんと対談するコーナーがあるのですが…」
「おいくらですか?」
「○○万円ですが」
「うーん、高いなあ」
「そうですか、○○さんですと知名度もあるので、御社にとってメリットもあると思いますよ。ホームページとかに有名人と一緒に出た雑誌記事の写真や、マスコミ出演歴を載せてる探偵社さんも多いじゃないですか」
「でも雑誌に対談記事を載せてもらうだけで、その金額はやっぱり高いですよ」
「では、来月になってしまうのですが、元○○○の○○さんの予定もあるのですが、いかがでしょうか? こちらですと、○万円で可能ですが」
「やっぱり、当社に必要とは思えませんね。やめておきます」
「そうですか、ではまた改めて連絡しますので」
この話を知り合いの探偵社さんにしてみると、やはり同じような営業電話がよくかかってくるそうです。
知り合いの探偵社さんに「A社さんは芸能人と一緒に出ている広告とかをホームページに載せないんですか?」と質問してみたら、「いや、ウチはそんな恥ずかしいことしたくないよ。あんなのにお金を使うくらいなら、新しい調査機材を買いますって」と答えられてしまいました。
たしかに、とりあえずお金さえ払えば“取材”を受けることは難しくありません。あとはこの掲載記事を「マスコミ出演!」と題してホームページやチラシなどに載せれば、手軽にイメージアップ(?)が完成します。
こうした宣伝のやり方が悪いという訳ではありませんし、お金が絡まない純粋な取材も、もちろんあります。しかし、お金を払えば誰でも簡単にマスコミ取材を受けられるということは知っておきたい情報です。
探偵社選びには、広告の大きさや芸能人とのマスコミ出演回数ではなく、余分な情報を取り除いた後の 調査力・依頼者への誠実な対応を見極めることが大切ではないでしょうか。 |